コミュニティはどこから生まれるのか? 現代では、ソーシャルなネットワークが横行しています。 フェイスブック、ツイッター、ライン等々色々なもので自分を表現し、 さらに自分の知らなかった情報を手に入れることが出来ます。 しかし、ここにコミュニティが生まれたとしても本当の意味で人間の絆を強くし コミュニティを強くしていくことはできないと思います。 人間は、どこかで人間としての温かみに触れなくてはならないし、本当の意味で友達になっていくためには、 ひとのオーラを感じあわなくてはなりません。
目や言葉だけでは、本当に信用できないのが人間なのだと思います。
目と目を合わせて、相手の表情、温度、空気を感じ取ってからこそ、絆が深まっていくものなのだと思います。
昔から食事をする場所やお酒を酌み交わすところで、コミュニティを発展させてきました。 田植えが終わった後のお茶、集会所でのお茶、お祭りの際の集会所でのお酒・・・現代のコミュニティをつくる場所は、飲食店にあるのだと考えています。
考えてみてほしいのは、旧友と久しぶりにあった時、どこに行きますか?
会社が終わった後、同僚と上司とコミュニケーションを取ろうとしたときどこにいきますか?
家族でちょっと出かけるときどこに行きますか?
ほとんどの場合、どこかに食事に行きませんか?
食事をとったり、お酒を飲む時は、いつもの自分より襟を開いて話すことが出来る自分がいるはずです。
だからこそ、私たちが、コミュニケーションを取ることが出来る最高な時間と場所を創っていくことで、 そこにコミュニティが少しずつ少しずつではあるかもしれませんが、生まれていきます。
そして、そんなコミュニティが生まれていけば、ひとと触れ合っている人たちは、根本でひとを裏切ることはなくなっていきます。
そんな人たちが増えていけば、この世の中は、 ひとがひとを尊重できる素晴らしい社会が生まれていきます。
だからこそ、コミュニケーションを 人がとる最高な時間、場所を我々が創造し続け、素晴らしい社会を創っていくわけです。